カードローン金利の仕組み

カードローンでは、借りたお金に合わせて利息を支払う必要があります。そして借りたお金に対してどれだけの割合の利息が発生するのかを示すのが「金利」です。

 

カードローンを上手に使いこなすためには、利息と金利の仕組みを正しく理解しておくことが重要です。

 

カードローンの利息と金利

金利の表示方法には「年利」「月利」「日歩」などがあります。

 

それぞれ借りたお金に対して「1年間で何%」「1ヶ月で何%」「1日で何%」の利息が発生するのかを示しています。通常カードローンでは、このうち「年利」が用いられます。「月利」「日歩」などが使われることはまずありません。

 

ちなみにドラマなどで登場する「トイチ」は「10日で1割の利息」が発生するという意味です。当然このような高額の金利での営業は法律で禁止されていますので、安心しておきましょう。

 

現在のカードローンでは「実質年利」を用いることが法律で決められています。金融機関のローンでは、利息以外に費用負担が発生することがあります。「ローン手数料」「事務手数料」「保証料」などの費用負担が別途発生することがあります。

 

「実質年利」とはこれらの費用負担をあらかじめ織り込んで計算するという意味です。利用者にとっては費用負担がわかりやすく、返済計画も立てやすいといえるでしょう。

 

ただし提携ATM利用手数料などは別途必要となることもありますので注意しましょう。
また「実質年利」ではなく単に「年利」とだけ表示している金融業者にも要注意です。

 

一見低金利に見えても、契約になって様々な費用負担を求めることもあります。法律を無視して営業を行っている、いわゆる「闇金」である可能性が高い金融業者ですので、決して関係をもたないようにしましょう。

 

金利の計算方法

実質年利を用いた利息は、次の計算式で求められます。

・利息=借入金額×金利(実質年利)÷365日×借入日数

 

例えば30万円を実質年利15.0%で1ヶ月(30日)借りた場合の利息は次のようになります。

・30万円×15.0%÷365日×30日=3,698円

 

30万円を借りて翌月に一括返済する際には、借入元金30万円に利息3,698円を合わせて返済する必要があるということです。

 

この30万円を「毎月6万円ずつ元金均等で返済する」ケースを考えてみましょう。

 

・1ヶ月目
借入残高は30万円なので、利息は30万円×15.0%÷365日×30日=3,698円。
これに返済元金6万円を合わせて、63,698円を返済する。

 

・2ヶ月目
借入残高は24万円なので、利息は24万円×15.0%÷365日×30日=2,959円。
これに返済元金6万円を合わせて、62,959円を返済する。

 

・途中は省略

 

・5ヶ月目
借入残高は6万円なので、利息は6万円×15.0%÷365日×30日=740円。
これに返済元金6万円を合わせて、60,740円を返済して完済。

 

このように返済時点での借入残高に応じた利息を計算して、返済元金に合わせて返済していくのがカードローンの基本的な考え方になります。